1年前、初めて姉弟2人を同時寝かしつけした時の記録
寝室からのっそり、のっそり…、音を立てずに出てくる私。
2人ともやっと寝た…と思って時間を見たら思ってたよりずっと早い時間だった。
体感的にはすごく長い寝かしつけの時間だったのに拍子抜けする。けど、意外に短かったというのは、残された自分の時間がその分多いということで、少し嬉しい。
1時間前のこと、私は2人同時寝かしつけを強行した。
けど、始まりが最悪で、寝室に入ってもテンションの高い子ども2人は何回もリビングの夫めがけて突撃する。
洗濯物を干している夫に早く寝なさいと冷たく怒られ2人は号泣。そのまま寝室に戻され、さらにドアを開かないようにされ、泣きはヒートアップ。私は途方に暮れる気持ち…。寝かしつけ中って、いろんな種類の絶望感を味わうことがあるけど、初っ端これは結構きつい。
2人とも抱っこしてほしいから、どっちか抱っこすると、片方がさらに泣く…のエンドレス。
追い詰められて思いついた、絵本の朗読(暗唱)。2人ともお気に入りかつ内容を暗記してる4冊「はらぺこあおむし」「おつきさまこんばんは」「おおきなかぶ」「おべんとうバス」を読んだら2人ともご機嫌に。
そこで長女に寝たフリを提案。寝たフリ10秒しかもたない長女。
まぁ4歳ですからね…。仕方ない。
でもここで長男私の側に潜り込んでくる。のでいつものように耳を触らせる。
が、起きてる長女の存在にまた長男テンション上がりハイハイでケタケタ笑いながら長女に近づく。
頭を上げる長女。2人の頭が衝突。号泣。
まじかよ。
二回目の2人の号泣はきつい。
2人の頭をなでまわす私。長女「長男ちゃんが悪いんだよ!長男ちゃんが…」と怒り出したので「どっちも悪くないよー」と必死でなでなで。
心の中では「投げ出したい!投げ出したい!」と叫んでいる私。イライラに傾かないよう変な笑顔を作りながらとにかくなでまわす。
長女は、私がおかしくなりそうな頭から捻り出した、どう撫でたら長女の頭が痛くないかの話題で機嫌が戻り、長男は勝手に回復。(ありがたや)
その後長女に「先に長男寝かすから待ってて」とお願いし、隣の布団に横になってもらい布団をかけてぽんぽんっと軽く頭を撫でる。そして今度は長男の方に向き合い、長男と一緒の布団で横になり耳を触らせる。長男就寝!
長女ちゃんお待たせ!と、今度は長女の布団に入り込み、しばらくこしょこしょ話の仕方を伝授するなど楽しくお話し、徐々にテンションを下げてお話をやめ、トントンし続けて長女就寝!
長い戦いでしたが、長男就寝まではだいたい30分くらいの出来事です。たぶんお昼寝が少なかったから30分で済んだけど、がっつりお昼寝してたらもっと苦戦したろうな…怖い怖い。休日はお昼寝管理がとっても重要なのです。
疲れた。
絵は面倒になって途中からはしょりました。
そしてこれはぜーんぶ1年前のこと。
今も寝かしつけは楽じゃないけど、こんなに濃い30分は最近ないので、寝かしつけに関しては、年齢が上がるにつれ楽になるものだと思います。
休日のお昼寝管理の重要さは変わらないけどね!