すいみーのきろく

女の子と男の子1人ずつの母。子育てや趣味のこと。うつになったりも。もろもろ記録として残せたらな、と思います。誰かのお役に立てたらさらに嬉しい。

2人目出産レポ その2

いよいよ助産師さんに分娩室に促され、痛みの波に襲われながら歩いて移動。

分娩用のベッドに登る。

ベッドの上で必死に痛みを逃し、いつからやってたか覚えてないけど、いきみのがしもずっと必死でやってた。

助産師さん、忙しいのか、まだ全然進んでいなかったからか、つきっきりというわけではなく、たまに覗きに来て声をかけてくれたり少し側についていてくれる程度で、長いことひとりで戦っていた。

ずっと「ふぅーーーーーー!ふぅーーーーー!」ってやってたと思う。しんどかったなぁ、ほんとにずっとふぅーーーーーー!ふぅーーーーー!って。

この産院、分娩室にCDラジカセがあって入院時好きなCDを持ってきて分娩時にそれを流せるとこだったんだけど、移動するときすっかり忘れてて、分娩室入ったときに助産師さんがオルゴールの音楽を流し始めてくれて初めて思い出した。

大好きな後藤まりこのアルバム持ってきてたんだけどな…でも正直音楽聴いてる余裕なんてないから、絶対流してほしい!ってわけでもなかったので、

あーーもーいっかーー、それより早く産まれてくれーーーー

ふぅーーーーーー!

って感じでした。

どうしてもこの音楽に力をもらいたい!寄り添ってもらいながら産みたい!という方は、入院してすぐ目立つところにCD置いて主張させといて、忘れないように早めに助産師さんに伝えとくとかした方が良いかもです。助産師さんも忙しそうだし。

 

頑張っていきみのがししてると先生登場。はっきり言われてないけど、たぶん子宮口の開きがまだまだ足りなかったんだろうな…

「まだもうちょっと進まないとね…」ぼそぼそ話す先生。「ちょっと破水させますね」と言うと私の返事もまたず、なんかされて(なんか器具を突っ込んだのか?)バシャー!

破水。あっけにとられる私。

でも効果はすごい。陣痛のレベルがまた上がってお産が進んだ感がある!すごい!

で、また必死にいきみのがし。

ふぅーーーーー!ふぅーーーーー!

助産師さんが側にいてくれる頻度も上がる。そしてついに

「いきんで良いですよ」

と言われる!いきみ解禁!

 

やっとだ!分娩室に入ってからは長女のときよりだいぶ時間がかかっている。長女のときは違う病院で産んで、分娩室に入ってからは1時間も経たずに産めた。だから分娩室入りしてから、あと少しだ!ってちょっと期待してしまって、気力体力ともにどんどんつらくなっていく…。

そしていきんでもいきんでもなかなか出てこない。

やっと頭、肩が出て、一瞬だけどまた私の気が少し緩んでしまい…だって長女のときは頭、肩が出たらそのままずるずる出てきたから…。汗

ほんとに私の気力体力もうあと雀の涙ですよって感じで超つらくなる。

えーーーー全然終わんないじゃん、一旦休憩したいんですけど、、全然もうこのまま頑張るしかないじゃんどうすれば……誰かたすけてーーーーーー

という心の中。

ほんとうに人生で1番頑張った。

また波に合わせていきんで、、、ていうか股に赤ちゃん挟まってて痛みも半端じゃない。

けどとにかくいきむ。

先生登場!「お母さんだいぶ大変になってきたね…」私の様子を一目見てそう言うと、波に合わせてお腹を強く押し始める。

そんで…

そこからたぶん5回目くらいの波でやっと誕生。

産声もすぐ聞ける。

産まれた瞬間はもう出産をやり切った達成感でいっぱいでした。もうこの人生での出産はやりきった!もう無理〜

 

夫は結局立ち合い間に合わず。

分娩室での処置も終わって(この処置も地味に痛いよね…)赤ちゃんお腹に乗せてもらって抱っこして赤ちゃんをまじまじと観察したり、生きていることに感謝したり、まぁとにかく疲労困憊の中ぼんやり色々感じていたら、夫登場。

あとカメラを持った助産師さんも登場。赤ちゃんと私とのツーショット写真を撮ってくれる。

自分がどんな顔をしているのか怖かったけど、こんな瞬間は二度とないので素直に撮られ、夕ご飯も出てきたけど、食べられず、ウィダインゼリーだけ食す。

病室に戻るときは立つこともできずに車椅子で。

 

後半はとにかく疲れちゃって、気力体力を絞り出すのがつらかったけど、先生や助産師さんに助けられてなんとか産めました。大変だった…。

妊娠中の体力作りは大変なこともあるし、妊娠前に体力作りしとけばいいのか??

まぁでも成り行き任せになんとか乗り切れて産まれた瞬間はとにかくほっとしました。

出産てほんと、ものすごい大仕事ですね。みんなすごいです。