すいみーのきろく

女の子と男の子1人ずつの母。子育てや趣味のこと。うつになったりも。もろもろ記録として残せたらな、と思います。誰かのお役に立てたらさらに嬉しい。

これってうつ病!?体調の変化と精神科にたどり着くまでのあれこれ

私が体調を崩してから精神科にかかるまでは紆余曲折あり、休職してから受診に至るまで1ヶ月半かかりました。体調に変化があったのはもっと前なので、数ヶ月のタイムラグがあったことになります。

 

1番はじめに起きた体調の変化は体温が常に微熱だったことです。コロナの緊急事態宣言が発令された頃から仕事柄毎朝体温チェックをするようになりましたがいつも37度超えで、出勤できる体温になるまで測り直していました。ですが私は平熱がもともと高めだったので特に気に留めず、あれ?と思わないこともなかったですが、気にしないようにしてしまっていました。

なので、今の精神科を受診して治療を始めたら平熱が下がってやっと気がついた感じです。

 

なので自分でおかしいな?と最初に気づいた自覚症状はめまい、立ちくらみでした。

これはこれで、私はもともと貧血気味だったので、また貧血かと軽く思ってましたが、1ヶ月近く続いても良くならず夫から受診しなとつつかれ内科を受診したのでした。これがお盆明けのこと。

ところが血液検査の結果、貧血ではなく起立性低血圧では?という診断に。低血圧にも悩んでいた私はそうなんだと自分を納得させながら、ちょっとモヤモヤしていました。はっきりした治療法が提示されなかった為、日常生活に支障があるのに、という気持ちでした。

この時、診察室で結果を聞いた私はポロポロ泣いてしまったのですが、今思えばこの時もうつ病で相当きてたんだなーと思います。こんなに涙が出ちゃってどうしたんだろ、とは思いました。これはおかしい、と思っていればもっと早く精神科あるいは心療内科に繋がっていたと思います。でもまだこの時は全く頭に浮かびませんでした。

そんなことで、特に何か治療するでもなく健康に気をつけて過ごそう、くらいな気持ちで過ごすことになります。

 

次に起きた体調の変化は食欲の減退です。なんとなく気持ち悪い感じが続いて、空腹は感じるけどご飯を目の前にすると喉が詰まってとても食べる気にならない。でも食べないわけにいかないから誰かと一緒に流れでなんとか半分くらい食べる、という風にしていました。ひとりで食事するのが常だったら、もっと全然食べてなかったと思います。お昼休みは職場の先輩と一緒だったから、普通に振る舞いたい気持ちで食べていました。

ご飯に関することも全て億劫だったから、栄養バランスの良い食事を用意できたのは子持ちだったから。この頃は環境に助けられている、と思ってました。

 

今度は消化器内科を受診。さすがに気持ち悪さが仕事中も気になるようになって職場の人におすすめのクリニックを紹介してもらって受診しました。

受診して、特に検査はせず問診だけで喉のつかえ感から「咽喉頭神経症」ではないかとの診断。

ストレスからくることが多いそうで、お薬もそれにあった半夏厚朴湯が出ました。不安感にも効くそう。

でも、これは私にはあまり効果がなく食欲も改善しませんでした。この頃から、仕事を休んでいます。はじめは1週間思い切って休んだら良くなるかな?という気持ちでしたが、期待は外れ…。

この後2回受診しその度に薬が変わったり増えたり…でもよくならず体重も減ってきて、ついに胃の内視鏡検査をすることになりました。

はじめての胃内視鏡検査。全身麻酔でやりました。あれってすごいですねー、ほんとに気づいたら寝てました。その後もずっとぼーっとしてた。その日は送迎の為に夫に半休取ってもらいました。

検査の結果、悪いところは見つからず。胃の入り口が緩いこととか、赤い縞縞模様があるとか(ストレス起因)お話がありましたが、とりあえず病気ではないとほっとしたことは覚えています。

でも病気じゃないとなると…?実は2回目の受診辺りから精神科系ではないかとチラチラ考えてはいました。うつ病で検索して症状をチェックしてあてはまる…!と思ったり、職場の課長にそっちの可能性もあるのでは?と相談しようとしたり…。電話で喉まで出掛かりましたが、ワーママとしてわりと恵まれた環境にいるのにそんなの申し訳ないという気持ちで言えませんでした。家族にもなんだか申し訳なかったし。

でも検査が終わってからは、これはうつ病なのでは?それなら早く受診しなきゃ。その前に家族や職場に受診することを相談しなきゃ…いや、言いづらい。とずっとずっと考えていました。

でもここまで来たら早く動き出さないと、と思ってまず夫に相談したんですよね。「心療内科とか、精神科とかそっちも受診した方がいいんじゃないかと思うんだけど…」って。すごい一大決心で言ったんですけど、夫はあっけらかんと笑って「○○(私)からそう言い出すとは思わなかったよ」と。

心療内科、精神科の受診に抵抗がなさそうで良かった。今度は職場に相談。

職場の人もたぶん予想はしていたのか、そんなにびっくりもされず、病院の情報をいくつか得て、自分でもネットの口コミなどを見てある程度絞り、電話していきました。そして今の受診している病院にたどり着きます。

 

まさかうつ病になるとは思っていなかったのに、はじめは小さな体調不良だったのに、気づいたら私の人生に入り込んできていたうつ病

でもなってしまったからには、一緒に歩んでいくしかありません。あまり早く治さなきゃ!と焦ってもいけないし、再発率も高いから治ってからもきっと油断ならない。ゆっくり歩んでいくことに専念します。